年々健康志向の高まりにより、通勤や休日の移動に自転車を使う人が増えている傾向にあるようです。確かに自転車に乗っていると、風を感じながら自然を感じながら目的地へと行くことが出来ますし、テンションも上がるでしょう。長距離のサイクリングも事前に計画を立てて途中途中で休憩しながら進めば時間はかかっても目的地に辿り着くことも可能でしょうし、泊まり掛けで行くことも出来るでしょう。そして、長旅の後に絶景を目の前にした感動は格別です。また、その土地その場所で様々な発見や出会いがあるかもしれませんし、それも旅の醍醐味だと思います。
それに一口に自転車といっても、いわゆるママチャリから、クロスバイクやロードバイクといったスポーツタイプのものもあれば、マウンテンバイクといった登山に適したものもあります。そして、価格もリーズナブルな価格のものから、ロードバイクに関しては中古なら車が買えてしまえるような価格のものまで幅広くあります。ママチャリでは物足りないと思っている方は、クロスバイクやロードバイクにランクアップするのも良いでしょう。普段使いはもちろんのこと、長距離のサイクリングに挑戦してみることもオススメです。
また、自転車で目的地を訪れることによって、現地を自転車で見て回ることも可能です。必ずしも都合の良い場所にレンタルバイクやレンタルキックボードがあるとは限りません。距離が近くのんびり歩いて見て回りたいなら歩いて見て回るのも良し、少し距離があるなら自転車を使うといった選択が出来ることもメリットだと思います。
このサイトでは、埼玉県新座市のサイクリングに行きたくなるようなオススメの絶景をご紹介します。
埼玉県新座市とは
埼玉県新座市は、埼玉県の最南端にある市です。それゆえに、東京からでも他県に出かけるというより東京の多摩地域に自転車で出かけるような感覚で手軽に遊びに行けます。
市内のほとんどが武蔵野台地に位置しているために自然が豊かで美しいです。また、市内には柳瀬川や黒目川が流れていて、特に黒目川は妙音沢という湧水が湧いていて、環境省から平成の名水百選にも選ばれています。夏の暑い時期に行けば湧水の流れに心が癒されます。
平林寺
平林寺は、野火止にある臨済宗妙心寺派の寺院です。新座市は自然が豊かだと紹介はしましたが、それにしても平林寺の周辺の自然は見事です。境内林は、武蔵野の面影を今に残している雑木林として、国の天然記念物に指定されています。
妙音沢
妙音沢は、黒目川の支流であり市場坂通りの妙音沢もみじ保育園の黒目川の対岸にあります。上記でも紹介しましたが、環境省によって平成の名水百選にも選ばれています。
市場坂橋付近の黒目川の右岸に「妙音沢特別緑地保全地区」がありますが、その急斜面の崖線から湧き出ている大沢と小沢という主な湧き水が妙音沢です。
夏に行けば沢の流れに涼しさを感じることが出来ますし、沢の流れと木々の緑の景色は子供の頃の田舎の景色を思い出して懐かしい気持ちになります。
黒目川
黒目川は、東京都東久留米市、埼玉県朝霞市、そして新座市を流れる川です。よって、新座市だけのスポットという訳ではないのですが、前述の妙音沢がこの黒目川に合流する景色は見どころです。妙音沢から流れ出た水の流れが黒目川に流れて更に流れていく景色は周りの木々の緑と合わさって、どこかノスタルジックな印象があって一度は見て欲しい景色です。
野火止用水
野火止用水は、東京都立川市から埼玉県新座市を通る用水路です。用水路と聞くと人工の物で自然の景色とは縁がないように思われるかもしれないですが、用水路沿いは四季折々の自然の景色が広がりそれぞれの場所で見どころとなっています。この野火止用水路を自転車でのんびりと下って行くのもオススメです。
全体のまとめ
いかがでしょうか?この新座市には9月の中旬くらいに自転車で行きました。稲城市を知ったキッカケはグーグルマップを見て、「比較的近いし面白そうなところだな。」と思ったことです。
自転車で行ったことで市内のそれぞれの場所も自転車でテンポよく見て回ることが出来ましたし、夏が終わって深まる秋の空気や雰囲気を感じながらの散策が出来ました。
今回紹介していない場所の中にも素晴らしい場所は数多くあります。また機会がありましたら随時アップしていきたいと考えています。是非皆様も自転車で新座市を訪れてみてはいかがでしょうか?
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